奏楽堂の響き3



2006年5月から始まった日本の作曲家の魅力を吹奏楽に乗せて伝える「奏楽堂の響き」。2010年5月にその第3回演奏会が上野の森の旧奏楽堂で開催されました。本CDはそのライヴ録音です。今回もレアで、かつ盛り沢山の内容です。これを聴かずして日本の作曲家は語れません!

収録曲は、昭和の戦前から平成の現役バリバリの新曲まで幅広く、どれもエネルギッシュで明日を生きる力が湧き上がるような名曲たちです。古関裕而の爽快なサウンドが心地よい幻のマーチ《モーターボート行進曲》、演奏会当日の聴衆の心に大きな衝撃を与えた深井史郎の重厚なる葬送曲《英魂を送る》、荘厳な黛オーケストレーションを堪能できる《交響組曲「東京オリンピック」》、メロディスト團の洒落たセンスが横溢する《ぞうさん》、そして晩年の埋もれた傑作マーチ《希望のあしおと》、芥川は快活な《JALマーチ》、ビッグバンドのエネルギーが炸裂する佐藤勝《ゴジラ対メカゴジラ》、待望の吹奏楽版初演となる《SF交響ファンタジー第3番》、課題曲で知られる新世代の江原大介の新作《フレイム》、芥川作曲賞だけでなく海外でも高い評価を受ける現代音楽川島素晴の新作《吹奏楽のための協奏曲》。「戦前・戦中世代の機会音楽」、「3人の会の音楽」、「新世代と新編曲」の3つのテーマにより集められた日本現代音楽の饗宴です! 何故これほどの名曲がCDにもならず、再演機会もなく埋れていたのでしょうか? 演奏会当日の熱気をお届けします!

演奏は、スリーシェルズのJapanese composers archives seriesには欠かせない、福田滋率いるリベラ・ウインド・シンフォニーです。 

 


【曲目】

 

1. 佐藤勝(1928-1999):日本万国博覧会ファンファーレ(1970)

2. 古関裕而(1909-1989):モーターボート行進曲(1971)

3. 深井史郎(1907-1959):「英魂を送る」故山本五十六元帥の霊へ捧ぐ(1943)

4. 團伊玖磨(1924-2001):皇太子入場ファンファーレ(1970?)

5. 團伊玖磨(1924-2001):吹奏楽のための「ぞうさん」(1998)

6. 團伊玖磨(1924-2001):行進曲「希望のあしおと」(1998)

7. 芥川也寸志(1925-1989):JALマーチ(1964)

8-11. 黛敏郎(1929-1997):組曲「東京オリンピック」(新編曲初演)(1964)

12. 川島素晴(1972-):ファンファーレ

13. 川島素晴(1972-):吹奏楽のための協奏曲(2010)委嘱初演

14. 江原大介(1982-):「フレイム」-吹奏楽とクラリネットのための協奏曲(2010)委嘱初演

15. 佐藤勝(1928-1999):「ゴジラ対メカゴジラ」より(1974)

16. 伊福部昭(1914-2006):SF交響ファンタジー第3番(1983)

 

【演奏】

福田滋(指揮)

リベラ・ウインド・シンフォニー

丹羽綾子(クラリネット独奏)(14)

 

【録音】

2010年5月1日 奏楽堂(ライヴ) 

 

 

CDタイトル「吹奏楽による 奏楽堂の響き3」

3SCD-0009

発売日2010年12月9日


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