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小松左京音楽祭

2019年11日30日(土) 開演16:00(15時半開場)終演18時半

 

会場:成城学園 澤柳記念講堂ホール

(会場は学園内にあるため学園への入場は開演60分前からでお願いします)

住所:世田谷区成城6-1-20(小田急線成城学園前駅中央北口)

問合:07054645060

 

 

小松左京作品に関わる音楽の演奏会(「日本沈没」を中心に)

 

 

 

演目予定

 

五木ひろし歌唱による「明日の愛」「小鳥」

杉田二郎歌唱による「さよならジュピター」

伊福部昭(作曲) 映画「ゴジラ」より

 

---以下、すべて小松左京原作のラジオ、テレビ、映画作品より---

 

冨田勲(作曲) テレビドラマ「宇宙人ピピ」主題歌(メロオケ)

京建輔(作曲) 映画「エスパイ」より

1.東宝マーク 2.ヨーロッパ国際特急 3.見知らぬ国へ(メロオケ)(復元:吉原一憲)

羽田健太郎(作曲)映画「さよならジュピター」

田中正史(作曲)ラジオドラマ「日本沈没」より(復元:吉原一憲)

佐藤勝(作曲)映画「日本沈没」より(組曲構成:樋口真嗣、樋口尚文、西耕一/復元:吉原一憲)

東宝マーク~日本列島~「日本沈没」 テーマII~渡老人~「日本沈没」 テーマI~

東京壊滅II~D2計画II~小野寺の叫び~沈み行く日本II~エンディング

広瀬健次郎(作曲) TVドラマ「日本沈没」より(組曲構成:樋口真嗣/復元:今堀拓也)

アヴァンティトル~主題歌「明日の愛」TVサイズ(メロオケ)~明日の愛 テーマアレンジ~

愛のテーマ~~友情(田所のテーマ)~アイキャッチ~異変~災害~避難作戦~脱出~

危機一髪~安堵~悲しみ~小鳥(フルート ソロ)~小鳥(メロオケ)

 

 

特別ゲスト:五木ひろし、杉田二郎

 

指揮:松井慶太 コンサートマスター:三宅政弘

演奏:オーケストラ・トリプティーク、金属恵比須

 

 

主催 小松左京音楽祭実行委員会、共催:スリーシェルズ

協力 世田谷文学館 後援 世田谷区(予定)

 

チケット一般 \5,000 (税込)

大学・専門学生 \3,000 (税込)

中・高校生 \2,000 (税込)

 

 

チケット

イープラスhttps://eplus.jp/sf/detail/3113350001-P0030001

カンフェティhttps://www.confetti-web.com/detail.php?tid=55222&

 

 


※未就学児入場不可
※ホールは成城学園内にあるため、コンサート開演の60分前から学園内に入場可能となります。御注意ください

 

樋口真嗣監督が「私個人の悲願でもある」と語るTV版「日本沈没」(広瀬健次郎 音楽)の復元演奏決定!

 

■コンサートについて

日本が世界に誇る小説家 小松左京。今年はその生誕88年です。

そして、その企画展示が世田谷文学館で10月12日から12月22日まで(https://www.setabun.or.jp/index.html)行われます。

「SFとは文学の中の文学である。そして、SFは希望である」(小松左京)

この言葉は、今あらためて注目を集めています。小松左京の数多くある作品の中で、映像化や、ラジオドラマ化された作品もあり、それらの作品は、様々な形でムーブメントを起こしました。それら作品を彩った音楽とともに、小松左京に思いを馳せる。そのようなオーケストラコンサートが決定しました。

破格の想像力と、巧みな筆致、それらを支える細かなデティールとリアリティー。小松左京の世界観に影響をうけたクリエイターは少なくありません。今回、その「音楽祭」立ち上げに集ったのは、映画「日本沈没」(2006年版)の監督であり「シン・ゴジラ」でも知られる樋口真嗣監督。映画評論家であり映画監督である樋口尚文。音楽プロデューサーの西耕一です。

ラジオ、映画、テレビと様々な形で作られた「日本沈没」。そのインパクトはストーリーや映像だけでなく、音楽にも大きな魅力があります。それらの音楽を作曲したのは田中正史、佐藤勝、広瀬健次郎など、いずれも日本の映画・テレビ界を支えた巨匠作曲家です。これらの作曲家に光を当て、小松左京と音楽のコラボレーションを行うべく企画が立案されました。小松左京のマネージャーであった、乙部順子氏の協力によって急ピッチで音楽祭への新たなD計画が動き出したのです!

 

■日本沈没につけられた音楽の魅力

1964年から9年かけて執筆された『日本沈没』。

1973年3月に光文社から上下巻で刊行され、大ブームとなりました。

1973年10月からラジオドラマが放送され、その年末に映画公開、、翌年にはテレビシリーズと展開されています。そのどれもが素晴らしい音楽で満たされています。スペクタクル、カタストロフ映画としての大迫力のオーケストラサウンド、危機に瀕してもあきらめない人類の強い意志と希望のメロディー。愛のため、恋人のため、家族のために生きるものたちを勇気づける・・・。音楽の魅力にあふれています。

これらを作った作曲家は、日本映画界に欠かせない作曲家たち。

佐藤勝、広瀬健次郎、田中正史です。

黒澤映画、岡本喜八映画、ゴジラや特撮映画でも知られる佐藤勝。ガメラ、若大将シリーズなどの音楽だけでなくアニメ「ど根性ガエル」の音楽でも知られる広瀬健次郎。アニメ「妖怪人間ベム」「サスケ」などで知られる田中正史など、いずれも日本作曲界の巨匠でありながら、なかなか生演奏で聴くことのできない作曲家たち。「日本沈没」の楽譜は。いずれも散逸してしまって、テレビ版「日本沈没」は、そのマスターテープも再生不能だった。しかし、残されたドラマ素材から、聞き取りによる楽譜復元を行って、今回上演します。

日本の名だたる映画監督が認めた佐藤勝、広瀬健次郎、田中正史のサウンドが今、復活します!

グルーミーなスコアによる映画版「日本沈没」は佐藤勝の音楽。

ラジオドラマ版「日本沈没」の音楽は「黄金バット」「サスケ」「妖怪人間ベム」といったジャジーな名曲を生みだした田中正史 。

ダイナミックなリズム感とセンチメンタルなメロディラインのテレビ版「日本沈没」は広瀬健次郎。

演奏は、松井慶太指揮のオーケストラ・トリプティーク。

樋口真嗣監督が「メロディーが刺さり音圧に感情をぐわんぐわん揺さぶられます」と絶賛するエネルギッシュな演奏が人気であり、テレビ、ラジオなどで特集された楽団です。

今年は小松左京生誕88年。

小松左京の元マネージャー乙部順子さんは下記のようにコメントしています。

「小松左京音楽祭」の実現は、「日本沈没」という小松左京が9年の歳月をかけて「日本」および「日本人」への思いを込めた名作を、音楽で表現してくださった多くの名曲が甦ることを意味します。楽譜と音が後世に残せるのです。日本の音楽史的な意義は大きいと思います。

 

■実際に、東宝スタジオで使われたピアノ「メイソン・アンド・ハムリン」を使用

コンサートでは、映画「日本沈没」でも使われた伝説のピアノが使われます。そのピアノは、映画「ゴジラ」の作曲家 伊福部昭が東宝スタジオへピアノを納入する際に、その選定に関わったというピアノ「メイソン・アンド・ハムリン」が使われます。この伝説のピアノは、日本で3台しかないと言われ、実際にステージで演奏可能なように復元されているのは、今回使われるピアノだけです。映画音楽ファン、SFファンに、東宝スタジオだけでしか聴くことのできなかった「メイソン・アンド・ハムリン」の音をお聴きいただけます。

※東宝スタジオ録音センター(現ポスト・プロダクション・センターII)で、映画音楽に長年使用されてきたものです。1957(昭和32)年の同センター開設直後、作曲家の伊福部昭が指定して東宝が購入。メイソン・アンド・ハムリンはニューヨーク・スタインウェイに次ぐアメリカの名器と呼ばれ、日本には数台しか存在しないと言われる貴重なピアノです。

 

■プログレッシブロックバンドとオーケストラの共演

通常のクラシックコンサートとは違って、映画音楽では、エレキギター、エレキベース、ドラム、シンセサイザーなどの、いわゆるロックバンドがオーケストラと一緒に演奏します。今回、そのバンド部分に日本のプログレッシブロックバンド「金属恵比須」が出演します。文学界からロック界まで幅広くファンを持ち、高嶋政宏とキングクリムゾンの楽曲を共演するなど注目のバンドが、オーケストラと共演します。このまたとない機会にぜひ、お越しください。

 

 

 

関係者プロフィール

 

■樋口真嗣 Shinji Higuchi

1965年9月22日生まれ。東京都出身。

特撮、アニメ、実写と幅広く活躍する映画監督。高校卒業後、「ゴジラ」(84)に造形助手として参加。84年からガイナックスでアニメ制作を経験し、アニメ映画「王立宇宙軍 オネアミスの翼」(87)では助監督を務める。92年、ガイナックスを退社した前田真宏らとともにゴンゾの設立にも携わった。特撮監督を務めた「ガメラ 大怪獣空中決戦」(95)で、日本アカデミー賞特別賞特殊技術賞を受賞する。庵野秀明監督の大ヒットTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」(95~96)には、脚本や絵コンテとして参加。庵野監督とは親交が深く、同作の主人公・碇シンジの名前は樋口真嗣からとられたとされている。05年、実写映画「ローレライ」で監督デビューし、その後「日本沈没」(06)、「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」(08)でメガホンをとる。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズ第1弾「序」(07)と第2弾「破」(09)では、絵コンテやイメージボードなどを担当している。犬童一心監督と共同でメガホンをとった「のぼうの城」(12)で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した。 監督をつとめたTVアニメ『ひそねとまそたん』が第22回文化庁メディア芸術祭アニメ部門優秀賞を受賞した。

 

■樋口尚文 Naofumi Higuchi

映画監督、映画評論家。1962年生まれ。早稲田大学政治経済学部在学中に映画評論家 としてデビュー。以来『大島渚のすべて』『黒澤明の映画術』『実相寺昭雄 才気の伽藍』『グッドモーニング、ゴジラ 監督本多猪四郎と撮影所の時代』『「砂の器」と「日本沈没」 70年代日本の超大作映画』『ロマンポルノと実録やくざ映画』『女優と裸体』『女優水野久美 特撮・アクション・メロドラマの妖星』『万華鏡の女 女優ひし美ゆり子』『テレビ・トラベラー 昭和・平成テレビドラマ批評大全』『テレビヒーローの創造』『「月光仮面」を創った男たち』など単著多数。近著に『有馬稲子 わが愛と残酷の映画史』『映画のキャッチコピー学』『「昭和」の子役 もうひとつの日本映画史』。文化庁芸術祭、芸術選奨、キネマ旬報ベスト・テン、毎日映画コンクール、日本映画プロフェッショナル大賞、日本民間放送連盟賞、藤本賞、優秀外国映画輸入配給賞などの審査員を委嘱される。また、大学卒業後、電通に入社し、クリエーティブ・ディレクターとして30年にわたって膨大な数のTVCMを企画制作。2013年、オールスターの劇場用映画『インターミッション』で映画監督デビュー。2019年、川端康成原案の新作映画『葬式の名人』(主演:前田敦子、高良健吾)が公開。

 

■西耕一 Koichi NISHI

日本の作曲家を専門に企画・プロデュース・執筆を行う。これまでに放送局、大学、研究機関の依頼による企画協力や、プロオーケストラのプログラム解説執筆で評価される。 近年の主な仕事として、日本の管弦楽曲100周年、伊福部昭百年紀シリーズ、芥川也寸志生誕90年、渡辺宙明卆寿記念、佐藤勝音楽祭、菊池俊輔音楽祭、渡辺岳夫音楽祭、黛敏郎メモリアル、チャーケストラなどをプロデュース。代表的執筆はヤマハ「日本の音楽家を知るシリーズ 黛敏郎、團伊玖磨、芥川也寸志」解説など。スリーシェルズ代表。

 

■乙部順子 Junko  Otobe

1950年3月東京生まれ。桐朋学園女子高等学校より成城学園大学経済学部入学。1972年卒業後、学習院大学法学部助手に就職。加藤秀俊秘書の後、小松左京秘書として34年間務める。92年より小松左京が映画「さよならジュピター」制作のために設立した会社(株)イオを継承。

『小松左京マガジン』50巻、『小松左京全集』50巻を刊行。

 

オーケストラ・トリプティーク

2012年、旧奏楽堂にて日本の弦楽オーケストラ曲を集めて第1回コンサートを開催して評価を受ける。第2回、第3回演奏会は、朝日新聞文化財団の助成を受け浜離宮朝日ホー ル(朝日新聞社内)で開催し、いずれもCD化され新聞、音楽誌他で好評を得た。2014年は伊福部昭百年紀の公式オーケストラとして、NHKや新聞の取材 も受け、3回の公演を成功に導く。2015年は、生誕90年の作曲家特集として、芥川也寸志と渡辺宙明の個展を開催して好評を得る。フルオーケストラ、弦楽オーケストラ、アンサンブル、小編成まで様々な形態で日本の作曲家の音楽をアーカイヴすべく活動している。リリースされたCDはタワー・レコード やamazonのチャートで1位も記録している。

トリプティーク(三連画)とは、前衛、近現代音楽、映像音楽という三本の柱を持ち活動する意思の表明でもある。

常任指揮者は水戸博之。これまでに齊藤一郎、松井慶太、髙橋奨、藤岡幸夫、渡辺宙明、渡辺俊幸、山崎滋、西田幸士郎らの指揮者と共演を重ねている。http://3s-ca.jimdo.com/