眞鍋理一郎(まなべ・りいちろう)
1924年11月9日生まれ。
1948年に東京工業大学応用物理学科卒業
卒論主題は「江戸大火における火線について」。
その後、東京藝術大学声楽科へ入学し後に転科。作曲科及び同研究科卒。
作曲を池内友次郎、伊福部昭、仁木多喜雄、Francesco Angelo Lavagnino、
指揮を渡邊暁雄、斉藤秀雄に師事。
東京藝術大学作曲科卒業作品は
《詩編 第137「我ら、ワビロンの河辺に座し、シオンを思いて泣けり」》
山本直純の指揮、パイプオルガンを島田麗子、合唱は東京藝大同級生にて演奏された。
映画音楽の世界へは
吉澤博の紹介により1956年、日活作品「愛情」(堀池清監督)の音楽を作曲したことから始まる。
担当したコンビを組んだ監督は、川島雄三、中平康、石井輝男、佐伯幸三、蔵原惟繕、舛田利雄、
大島渚、瀬川昌治、増村保造、西村昭五郎、神代辰巳、須川栄三、堀川弘通、出目昌伸、
小川紳介、土本典昭、浦山桐郎など錚々たる顔ぶれ。
2001年には川崎市民ミュージアムで、一ヶ月に及ぶ特集上映「眞鍋理一郎の映画音楽」が開催された。
現在は、吹奏楽作品、ヴァイオリン無伴奏曲、三味線曲などを作曲中。
職歴
「子供のための音楽教室」3年間勤務
1970年代から10数年、ロシア・モスクワ正教会ポドゥヴォーリエ教会聖歌隊の指揮者(レーゲント)を勤める。
お茶の水女子大、同朋学園大学、日本大学の非常勤講師などを歴任。
賞歴
1953年 日本音楽コンクール作曲部門に入賞
1961年 ブルーリボン映画音楽賞 大島渚作品「太陽の墓場」の音楽に対して
1983年 世界仏教音楽コンクールに第二位入賞 1986年にも第二回の同コンクール入選
作品・演奏などの近況
2004年2月 Omaggio al Maestro IFUKUBE(オーケストラ)が
オーケストラ・ニッポニカにより演奏される。
2004年5月 地球はわるいところじゃない(作詞:谷川俊太郎)が演奏される
2004年7月 森鴎外の詩による扣鈕(箏、三絃、尺八)が演奏される
2004年8月 ヴァイオリンとピアノのためのTre Quadretti(三つの絵)を作曲完成
2004年、谷川俊太郎作詞による高崎商科大学附属高校の100周年記念校歌を完成。
2005年6月、三つの絵初演(中野恵)
7月、三つの絵のうち第三曲のピアノパートをギターに編曲した版初演
2005年8月 吹奏楽のための行進曲《X、Y、Z》完成
11月13日哘崎考宏ギターリサイタルにて《ファンタジア》(ギター版)が初演されました。
月刊『音楽の世界』(CMD:日本音楽舞踊会議)に
エッセイ「私の出会った音楽家たち」を2004年12月より2005年8月まで連載
眞鍋理一郎氏の経歴です。
1924年11月9日生まれ。
学歴
1937年 青山師範学校附属小学校卒業後、東京高等学校尋常科入学。
1940年、第3学年を落第。1942年尋常科修了。
同校においては小松平五郎、小松清、岸辺成雄の諸氏より音楽を学ぶ。
1937年より、1944年まで上田友亀、中島田鶴子、小野アンナの諸氏についてヴァイオリンを学ぶ。東京高等学校の先輩には、朝比奈隆、入野義朗がお り、直接・間接の影響を受けた。当時、ヴァイオリン、あるいはヴィオラ奏者として東京大学管弦楽団、青年交響楽団などに参加してオーケストラの経験を得 た。
1944年9月 東京高等学校理科甲類卒業
1948年3月 東京工業大学応用物理学科卒業
1955年3月 東京藝術大学音楽学部作曲科卒業
1956年3月 東京藝術大学音楽学部作曲研究科修了
作曲を池内友次郎に師事。
指揮法を渡邉暁雄に師事。
ファゴットを中田一次に師事。
1953年から1956年まで斎藤秀雄指揮教室にて指揮法を学ぶ。
1953年から1954年まで、柴田南雄、入野義朗の指導のもと、Rene Leibowitz/Schoenberg and his school(英語訳)の輪読、楽曲分析ゼミナールが行われ、伊藤隆太、高橋悠治、和田則彦、助川敏弥らと共に参加する。
1954年から1957年まで、ファゴットあるいはコントラファゴット奏者として、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、NHK交響楽団、近衛交 響楽団、藝大管弦楽団などの公演に参加する。当時来日したジャン・マルティノン、カラヤン、マンフレット・グルリット、近衛秀麿などの音楽に接する。特に 記憶に残るのはマルティノン指揮のストラヴィンスキー三部作、カラヤンによるベートーヴェン第九交響曲、渡邉暁雄によるラヴェル「子供と呪文」、ベルク 「ヴォツェック組曲」などである。またグルリットによるオペラ公演ムソルグスキー「ボリス・ゴドノフ」ビゼー「カルメン」などでオペラにおけるオーケスト ラのありかたを経験した。
1964年7月より9月 イタリア、トスカーナ県シエナ、キジアーナ音楽院において、奨学金を受け、映画音楽の講座を受講。F.ラヴァニーノに師事。
職歴
1952年4月から1954年3月 東京都立化学工業高校定時制に勤務(英語、数学を担当)
1954年9月から1959年3月 桐朋学園「子どもの為の音楽教室」及び音楽科(高校)及び短期大学で講師として勤務(聴音、ソルフェージ、楽典担当)
1956年4月から1959年3月 お茶の水女子大学教育学部と幼稚園保母養成課程(短大)に勤務(音楽通論、キーボード和声法を担当)。
1959年頃より映画音楽、TV、ドラマ音楽などの作曲に従事する。
1970年から10数年、ロシア・モスクワ正教会ポドゥヴォーリエ教会聖歌隊の指揮者(レーゲント)を勤める。
1971年4月 日本大学芸術学部映画学科非常勤講師となる。後に音楽学科も兼任(講座名:映画音楽、作曲法、各2コマ)
1992年4月 早稲田塾 小論文・現代国語講師となる。
賞歴
1953年 第18回日本音楽コンクール作曲部門入賞
1961年 ブルーリボン映画音楽賞 大島渚作品「太陽の墓場」の音楽に対して
1983年 世界仏教音楽コンクールに第2位入賞 1986年にも第二回の同コンクール入選
訳書、著作、レコード
1967年 リコーダーとギターによる日本のメロディー 全音楽譜出版社
1974年 リコーダー合奏のためのホームコンソート 全音楽譜出版社
1976年 モスクワ版によるS.L.ヴァイスリュート曲集 全音楽譜出版社
1977年 ギター愛好者のための小楽典 現代ギター社
1978年 セゴビア自伝「わが青春の日々」(英語版よりの翻訳)全音楽譜出版社
1979年 映画音楽の実際(映画論講座第3巻)合同出版社
1988年 イタリアの旅 古い民謡と地方料理をたずねて 全音楽譜出版社
1979年 日本の映画音楽 眞鍋理一郎の世界 東宝レコード AX-8097
作曲年 |
作品名 |
編成 |
時間 |
初演 |
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1951 |
春宵感懐 詞:中原中也 |
歌、pf |
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? |
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1951 |
無伴奏男声合唱曲 古い歌 |
合唱 |
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現代男声合唱曲集で出版 |
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1953 |
管弦楽のための三楽章 |
Orch |
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1953年10月25日 |
第22回日本音楽コンクール入賞 |
1954 |
タイトル不明 学友会オーケストラ競作のための第二曲 |
Wind orch |
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岩城宏之、楽友会交響楽団(東京藝大) |
助川敏弥、眞鍋理一郎、山本直純がそれぞれ、第1(弦楽)、第2、第3楽章(オーケストラ)を作曲した合作の1曲 |
1954 |
1、ふくべ |
歌曲 |
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1955 |
詩篇137 我らワビロンの河辺に座り |
混声合唱とオルガン |
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指揮:山本直純 |
音源あり |
1955 |
・晴れた日は 作詞:谷川俊太郎 |
歌、Pf |
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歌:池田浩子 |
音源あり |
1955 |
日本民謡
五木の子守唄 ドンコサック合唱団の為に |
合唱 |
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1955年11月? |
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1957 |
歌物語「大男のホルン吹きがやってきたとき」 |
Sopsolo,fl,[cl in si♭,bcl,altsax,in mid],fg,Corno in fa,pf,pec |
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1957年4月11日第1生命ホール、岩城宏之 |
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1957 |
室内協奏曲 |
管楽+ハープ+pf |
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1957 |
降誕祭のためのミサ |
合唱 |
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今でも立教で演奏されているらしい |
1959 |
瀬間智慧子氏に |
歌曲 |
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1968 |
地球にあいにこよう |
児童合唱+pf |
2,5 |
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第35回NHK全国学校音楽コンクール小学校部門 音源有り |
1969 |
木管五重奏曲 |
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1972 |
歌曲集「高志」 |
ソプラノ独唱、pf |
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音源有り |
1972 |
女性合唱曲集「よべばこだま」 |
女声合唱、pf |
11 |
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音源有り |
1973 |
こんにちは |
歌 |
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1974 |
Trio |
オーボエ、ヴィオラ、ギター |
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サンドロ・M・フォンタネルラ名義 |
? |
ラルゲットとアレグロ |
ソプラノリコーダーとアルトリコーダー、ギター |
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現代ギターNo.97 オーボエ、ヴィオラ、ギターのための曲の序奏を割愛し、改作 |
1974 |
探韻抄 |
篠笛(七孔六本調子)尺八in Re 箏1,2 |
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1974年7月完成 |
1975 |
竹三本の子守歌 |
篠笛五本調子(持ち替え四本調子) 尺八:尺八寸、尺八:二尺四寸 |
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爽伶会 1975年9月25日 農協ホール 篠笛:鯉沼廣行 尺八:福田輝久 尺八2:三橋貴風 |
1975年8月 |
1979 |
Les Cinq Tombeaux |
ギター3部合奏 |
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1979/12/14 成蹊大学ギターソサエティ |
CD有り |
1980 |
ファンタジア、S.L.ヴァイス |
リュート・ソロ |
6 |
デボラ・ミンキン |
音源有り LP(CD)もあるそうだが? |
1981 |
ファンタジア、S.L.ヴァイス |
ギター・ソロ |
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2005年11月13日 |
音源あり |
1983 |
甘露門交響曲 |
女声合唱+orch |
16 |
1983年5月10日、指揮:秋山和慶、東響、東混(女性合唱) |
世界仏教音楽祭第2位 音源有り |
1983 |
扣鈕(ボタン)森鴎外の詩による |
歌+13絃、尺八、三味線 |
1 |
地歌と箏:河崎展孝 三絃:矢崎明子 尺八:横山勝也 1983年9月 |
音源有り |
1983 |
親鸞聖人御誕生会音楽法要 |
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36 |
1983.4.1 真宗本廟(東本願寺)御影堂 尊師:本間義博 指揮:渡辺顕麿 ソリスト:山口明、和田正之 ティンパニ:高橋明邦 エレクトーン:平部やよい 合唱:大谷派合唱連盟 |
音源有り 曲の中で7分の読経を含むカンタータ |
1983 |
覚信尼七百回忌讃 |
混声合唱、org |
7 |
作詞:菊池祐恭 1984.4.1 真宗本廟(東本願寺)御影堂 エレクトーン:平部やよい 合唱:大谷派合唱連盟
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音源有り |
1983 |
伽陀 |
歌 |
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1983 |
イースターのあさはやく |
歌、pf |
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こどもさんびか CDあり |
1984 |
フリュート協奏曲 |
Fl、orch(ピアノ伴奏版あり) |
20 |
1984/フルート:小泉浩石橋義也=東京フィル |
音源有り |
1984 |
三つの津軽の歌 |
Bar、pf |
2 |
唄:萩野昭三 |
音源有り マリ子のみCDあり |
1984 |
み名にこそ |
歌 |
|
|
音源有り |
1984 |
施餓鬼呪 |
男声合唱 |
6 |
東京男声合唱団定期18回 |
音源有り |
1984 |
請雨呪 |
男声合唱,pf |
7 |
東京男声合唱団定期18回 |
音源有り |
1984 |
管弦楽のための前奏曲 |
Orch |
|
未初演 |
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1986 |
火と雨の眞言 |
男声合唱、orch |
10 |
1986年6月3日 第2回世界仏教音楽コンクール入選 |
第2回世界仏教音楽コンクール 音源有り |
1987 |
La musica dun colpo di ventoA.F.L.の鎮魂の為に |
Pf |
7 |
1987年12月 |
音源有り |
1988 |
Omaggio al Maestro |
Orch |
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新星日本室内楽オーケストラ |
CD有り |
1988 |
ヴィオラと二十絃箏のための長安早春賦 |
21絃、vla |
6 |
21絃箏:吉村七重 Viola:小野耕之補 1988年6月2日こまばエミナース |
音源有り |
2002 |
魂殖ゆの舞い |
Orch |
4 |
指揮:眞鍋理一郎 |
CDあり 伊福部昭米寿のために |
2004 |
三つの唄 |
Vn、pf |
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2005年6月18日(土) |
第一曲は2004年6月完成 |
そのほかの作品(未整理)
? |
大地の歌 |
オカリナ・アンサンブル |
5 |
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音源有り |
? |
レモン・ケチンボの唄 |
唄、テナーサックス、エレキ、Pf、ダブルベース、ドラム |
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世界の昔話 |
ピアノ(アコーディオン)唄 |
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ぼくらのリズム |
歌、Pf |
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春のつむぎうた |
歌 |
4 |
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まきばから |
歌 |
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グミの実がうれた |
歌 |
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太郎山 |
歌 |
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森の小鳥のためのninnna nannna(子守唄) |
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みぞれのする小さな町 |
歌 |
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くずの花 (みぞれ、ガス燈、くずの花?) |
歌 |
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1955 |
くろいひとみ |
男声合唱 |
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編曲 |
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1955 |
東京男声のために
ロシア民謡 |
男声合唱 |
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編曲 |
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あきのおんたけ |
男声合唱 |
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東京男声合唱団 |
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? |
旅愁 |
女声合唱二部 |
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編曲 |
? |
聖者の行進 |
ギター2、リコーダー |
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編曲 |
? |
千鳥の曲 |
ギター2、リコーダー |
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編曲 |
? |
眞鍋理一郎編曲による |
ギター |
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編曲 |
校歌、社歌など
新潟県両津高等学校校歌 1962年8月 作詞:木俣修
神奈川県立百合丘高等学校校歌 1977年11月 作詞:木俣修
ニホンユニクリアフユエル社社歌 1978年2月 作詞:木俣修
東京都世田谷区砧南中学校校歌 1971年2月 作詞:江間章子
栃木県藤岡町立藤岡小学校 作詞:小沢信男
まりも学園歌学園歌
岩井幼稚園園歌
1 |
1956.04.25 |
愛情 日活 |
2 |
1956.07.31 |
洲崎パラダイス 赤信号 日活 |
3 |
1956.08.28 |
わが町 日活 |
4 |
1956.09.18 |
隣の嫁 日活 |
5 |
1956.10.01 |
夏の嵐 日活 |
6 |
1956.10.31 |
飢える魂 日活 |
7 |
1956.11.28 |
続・飢える魂 日活 |
8 |
1957.03.13 |
青春の抗議 日活 |
9 |
1957.04.30 |
剣聖暁の三十六人斬り 新東宝 |
10 |
1957.06.26 |
風雲天満動乱 新東宝 |
11 |
1957.07.03 |
続風雲天満動乱 完結篇 新東宝 |
12 |
1957.09.15 |
危険な年齢 日活 |
13 |
1957.09.22 |
幽霊沼の黄金 新東宝 |
14 |
1957.12.28 |
スーパー・ジャイアンツ 人工衛星と人類の破滅 新東宝 |
15 |
1958.01.03 |
スーパー・ジャイアンツ 宇宙艇と人工衛星の激突 新東宝 |
16 |
1958.01.09 |
心と肉体の旅 日活 |
17 |
1958.06.15 |
暖簾 宝塚映画 |
18 |
1958.08.26 |
荒城の月 シナリオ文芸協会 |
19 |
1958.09.23 |
彼奴は誰だッ 歌舞伎座 |
20 |
1958.10.08 |
雨ニモマケズ シナリオ文芸協会 |
21 |
1958.10.15 |
未練の波止場 日活 |
22 |
1958.10.29 |
嵐の中を突っ走れ 日活 |
23 |
1958.11.04 |
恐喝 東京映画 |
24 |
1958.11.11 |
完全な遊戯 日活 |
25 |
1958.11.18 |
野良猫 宝塚映画 |
26 |
1958.12.03 |
港でうまれた男 日活 |
27 |
1959.01.28 |
夜の配役 歌舞伎座 |
28 |
1959.01.28 |
女を忘れろ 日活 |
29 |
1959.02.04 |
青い国道 日活 |
30 |
1959.02.17 |
網走番外地 日活 |
31 |
1959.04.21 |
夜の闘魚 大映東京 |
32 |
1959.05.19 |
愛情不動 宝塚映画 |
33 |
1959.05.26 |
ハイ・ティーン 松竹大船 |
34 |
1959.06.02 |
貸間あり 東京映画 |
35 |
1959.10.06 |
私達の眼 読売映画 |
36 |
1959.10.06 |
地獄の曲り角 日活 |
37 |
1959.11.17 |
愛と希望の街 松竹大船 |
38 |
1959.12 |
銀座の紙風船 日本短篇映画社 |
39 |
1959 |
モスクワへの旅 理研科学映画 |
40 |
1960.01.09 |
傷だらけの掟 日活 |
41 |
1960.02.09 |
人も歩けば 東京映画 |
42 |
1960.04.17 |
第三波止場の決闘 宝塚映画 |
43 |
1960.06.03 |
青春残酷物語 松竹大船 |
44 |
1960.08.09 |
太陽の墓場 松竹大船 |
45 |
1960.08.10 |
喧嘩太郎 日活 |
46 |
1960.09.20 |
悪人志願 松竹大船 |
47 |
1960.10.09 |
日本の夜と霧 松竹大船 |
48 |
1960.11.08 |
ぽんこつ 東映東京 |
49 |
1960.11.19 |
赤坂の姉妹 夜の肌 東京映画 |
50 |
1960.11.30 |
武士道無残 松竹京都 |
51 |
1961.01.15 |
少女 日活 |
52 |
1961.01.26 |
腰抜け女兵騒動 東京映画 |
53 |
1961.02.14 |
二人だけの太陽 東映東京 |
54 |
1961.02.26 |
拳銃野郎に御用心 東映東京 |
55 |
1961.04.04 |
特急にっぽん 東宝 |
56 |
1961.05.03 |
底抜け三平 危険大歓迎 国光フィルム |
57 |
1961.05.08 |
青い芽の素顔 日活 |
58 |
1961.05.21 |
進藤の社長シリーズ 次郎長社長と石松社員 ニュー東映東京 |
59 |
1961.05.24 |
火線地帯 新東宝 |
60 |
1961.06.04 |
この若さある限り 日活 |
61 |
1961.06.27 |
断崖の決闘 宝塚映画 |
62 |
1961.07.15 |
荒原牧場の決闘 ニュー東映東京 |
63 |
1961.08.06 |
背徳のメス 松竹大船 |
64 |
1961.09.13 |
警視庁物語 十二人の刑事 ニュー東映東京 |
65 |
1961.10.14 |
街 ニュー東映東京 |
66 |
1961.10.29 |
妻は告白する 大映東京 |
67 |
1961.11.01 |
進藤の社長シリーズ 石松社員は男でござる 東映東京 |
68 |
1961.11.09 |
玄界灘の子どもたち 東映教育映画部 |
69 |
1961.11.22 |
飼育 パレスフィルム・プロ |
70 |
1961.12.17 |
うるさい妹たち 大映東京 |
71 |
1961.08 |
日本の火山 理研映画社 |
72 |
1962.02.28 |
佐久間・大空の恋愛学校 東映東京 |
73 |
1962.03.21 |
天草四郎時貞 東映京都 |
74 |
1962.06.03 |
目をつぶって突っ走れ 日活 |
75 |
1962.01.29 |
風土病との闘い 桜映画社 |
76 |
1962.06.20 |
おへその大将 宝塚映画 |
77 |
1963.03.09 |
傷だらけの不敵者 東映 主題歌「白いマットに眠れ」 |
78 |
1963.07.31 |
ギャング同盟 東映東京 |
79 |
1963.09.29 |
ジェリーの森の石松 東映京都 |
80 |
1963 |
小さな冒険旅行 日生劇場映画部 |
81 |
1964.04.04 |
くたばれ!社用族 東京映画 |
82 |
1964.06.07 |
おかあさんのばか 松竹大船 |
83 |
1965.07.24 |
裸の青春 松竹大船 |
84 |
1965.09.30 |
青雲やくざ 松竹大船 |
85 |
1965.11.13 |
地獄の波止場 東映東京 |
86 |
1965.11 |
ふしぎなくすり 電通映画社 |
87 |
1966.01.15 |
望郷と掟 松竹=CAG |
88 |
1966.02 |
日本大学 朝日テレビニュース社 |
89 |
1966.06 |
日本生命をたずねて 日本文化映画社 |
90 |
1966.10 |
太陽の製鉄所 福山製鉄建設記録第三集 日本産業映画社 |
91 |
1966.12 |
洗う 連星映画 |
92 |
1966.12 |
東京の地下鉄 電通映画社 |
93 |
1967.02.11 |
白昼の惨殺 ゴールデンぷろ |
94 |
1967.05.03 |
嵐来たり去る 日活 |
95 |
1967.07.08 |
終りなき生命を 日活 |
96 |
1967.08.12 |
波止場の鷹 日活 |
97 |
1967.09.06 |
対決 日活 |
98 |
1967.09.30 |
毒薬の匂う女 大映東京 |
99 |
1967.11.11 |
稲妻 松竹大船 |
100 |
1967.01 |
ホルモン研究の進歩 読売映画社 |
101 |
1967.03 |
研究と技術開発 読売映画社 |
102 |
1967.04 |
栄光への学園-国士舘大学 毎日映画社 |
103 |
1968.03.16 |
カモとねぎ 東宝 |
104 |
1968.04.13 |
かぶりつき人生 日活 |
105 |
1968.06.22 |
昭和のいのち 日活 |
106 |
1968.09.13 |
あゝひめゆりの塔 日活 |
107 |
1968.09.21 |
孤島の太陽 日活 |
108 |
1968.09.27 |
復讐の歌が聞える 俳優座 |
109 |
1968.11.23 |
狙撃 東宝 |
110 |
1968.02 |
文子の日記 英映画社 |
111 |
1968.02 |
06作戦 フローリアン 100万キロに挑戦 日英科学 |
112 |
1968.03 |
日本への招待 毎日映画社 |
113 |
1968.05 |
ヤマハ・グラススキー 日英科学 |
114 |
1969.01.22 |
地獄の破門状 日活 |
115 |
1969.06.14 |
ブラック・コメディ ああ!馬鹿 東宝 |
116 |
1969.06.28 |
俺たちの荒野 東宝 |
117 |
1969.09.13 |
やくざ番外地 日活 |
118 |
1969.11.22 |
喜劇 新宿広場 東宝 |
119 |
1970.03 |
くらしを描く 英映画社 |
120 |
1970.08 |
国立近代美術館の誕生 鹿島映画 |
121 |
1970.09 |
新しい鋳造技術へ挑む 電通映画 |
122 |
1970.10 |
安全装備の正しい使い方 日本産業映画センター |
123 |
1970.12 |
北陸の新しい火 日本シネセル |
124 |
1970.12 |
母と息子の対話 学研AV局 |
125 |
1970.01.15 |
やくざの横顔 日活 |
126 |
1970.04.18 |
残酷おんな情死 日活 |
127 |
1970.04.29 |
おいろけコミック 不思議な仲間 東宝 |
128 |
1970.05.23 |
喜劇 頑張れ!日本男児 東宝 |
129 |
1970.07.04 |
悪魔が呼んでいる 東宝 |
130 |
1970.07.04 |
幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形 東宝 |
131 |
1970.07.18 |
日本解放戦線 三里塚 小川プロ |
132 |
1970.08.11 |
激動の昭和史 軍閥 東宝 |
133 |
1970.02 |
居住性と美と ゴールデンボードの魅力 電通映画 |
134 |
1970.03 |
創意の集い 世界にはばたくY.K.K 電通映画 |
135 |
1970.03 |
神戸商工貿易センターの誕生 鹿島映画 |
136 |
1970.04 |
日立圧延設備用電気機器 日英科学 |
137 |
1970.06 |
鹿島建設と万国博覧会 鹿島映画 |
138 |
1970.07 |
モザイクの世界 日本シネセル |
139 |
1971.05.22 |
昭和ひとけた社長対ふたけた社員 東宝 |
140 |
1971.06.16 |
呪いの舘 血を吸う眼 東宝 |
141 |
1971.07.24 |
ゴジラ対ヘドラ 東宝 |
142 |
1971.10.30 |
昭和ひとけた社長対ふたけた社員 月月火水木金金 東宝 |
143 |
1971.03 |
京都の川 英映画社 |
144 |
1971.10 |
ひらけゆく北陸と国鉄 毎日映画社 |
145 |
1971.10 |
世界の子ども 学校給食の話 英映画社 |
146 |
1972.01.18 |
恋の狩人 ラブ・ハンター 日活 |
147 |
1972.04.15 |
剣と花 松竹大船 |
148 |
1972.05.25 |
白鳥の歌なんか聞えない 東宝 |
149 |
1972.07.27 |
真夏の夜の情事 日活 |
150 |
1972.01 |
利根川の水(第二部) 東京都映画協会 |
151 |
1972.09 |
3面マルチ 日本への招待 毎日映画社 |
152 |
1972.12 |
美への誘い 世界美容選手権大会記録 東宝映像 |
153 |
1973.03.14 |
さいはての情事 日活 |
154 |
1973.03.17 |
ゴジラ対メガロ 東宝映像 ... 音楽、作曲 |
156 |
1973.05.23 |
雨の夜の情事 日活 |
157 |
1973.06.02 |
恋の狩人 欲望 日活 |
158 |
1973.06.29 |
水俣一揆 - 一生を問う人々 - 青林舎 |
159 |
1973.09.01 |
狼の紋章 東宝映画=東宝映像 |
160 |
1973.10.24 |
人妻 -残り火- 日活 |
161 |
1973.12.05 |
女教師 甘い生活 日活 |
162 |
1973.01 |
老後を変える 東映 |
163 |
1973.03 |
烏の汚損 その研究と対策 イメージ・サイエンス |
164 |
1974.03.13 |
昼下りの情事 噂の看護婦 日活 |
165 |
1974.06.22 |
花と蛇 日活 |
166 |
1974.07.20 |
血を吸う薔薇 東宝映像 |
167 |
1974.11.02 |
沖田総司 東宝映画 |
168 |
1974.03 |
日本の稲作 そのこころと伝統 英映画社 |
169 |
1974.03 |
個人学習 英映画社 |
170 |
1974.04 |
ヨーロッパの福祉都市スウェーデンを訪ねて 英映画社 |
171 |
1974.04 |
電気の旅 電通映画社 |
172 |
1974.08 |
煙の恐ろしさ 英映画社 |
173 |
1975.02.15 |
青春の門 東宝映画 |
174 |
1975.03.01 |
青春狂詩曲 高校生文化研究会=なかやまぷろ |
175 |
1975.06.21 |
阿寒に果つ 東宝映画 |
176 |
1975.07.12 |
鴎よ、きらめく海を見たか めぐり逢い 綜映社=ATG |
177 |
1976.07.21 |
性処女 ひと夏の経験 日活 |
178 |
1976.03.08 |
博物館 英映画社 |
179 |
1976.05.20 |
ヒゲタしょう油 日本フィルムセンター映画制作所 |
180 |
1976.08 |
黄色い雨がさ 大森プロダクション |
181 |
1976.10.02 |
ある子守りの詩 大森プロ |
182 |
1976.10.16 |
妖婆 永田プロ=大映映画 |
183 |
1976.10.20 |
暴行! 日活 |
184 |
1977.11.26 |
女子大生SEX診断 日活 |
185 |
1976.11.27 |
学生情婦 処女の味 日活 |
186 |
1977.02.11 |
青春の門 自立篇 東宝映画 |
187 |
1978.01.07 |
修道女ルシア 辱<けが>す 日活 |
188 |
1978 |
豊かな高齢期 英映画社 |
189 |
1979.03.17 |
龍の子太郎 東映動画 |
190 |
1979.06.03 |
地獄 東映京都 |
191 |
1979.03.31 |
泉大八の女子大生の告白 にっかつ 高田信名義? |
192 |
1980.09.13 |
太陽の子てだのふあ 太陽の子プロ |
193 |
1981.10.10 |
アモーレの鐘 ニッポン放送 ... 監修 |
194 |
1983.10 |
陽のあたる家族 英映画社 |
195 |
1983 |
ふれんずらぶ ビデオ映像KK |
196 |
1986.05 |
ドキュメント 三宅島 日本電波ニュース社 |
197 |
1990.08 |
緑のある風景 都市緑化普及啓発広報映画 |
ビデオ作品
|
1990.08 |
映像による現代俳句の世界 俳句百年記念大全集 |
編著:眞鍋理一郎
『ギター愛好者の小楽典 : 現代ギター・ハンドブック』1977 現代ギター社
訳・編・著 :眞鍋理一郎
『イタリアの旅 : 古い民謡と地方料理をたずねて』1988 全音楽譜出版社
翻訳:眞鍋理一郎
『セゴビア自伝 : わが青春の日々』1978 全音楽譜出版社
『映画論講座 3 映画の創造』1977 合同出版
収録「映画音楽の実際」眞鍋理一郎
雑誌
1. 消化器の末端に抱く執着 映画評論. 30(6) [1973.06.00]
2. 週ぎゆく71年についての私的感懐 月刊社会党. (通号 178) [1971.12.00]
3. 「ベニスに死す」とある文化祭〔東京文化祭〕 月刊社会党. (通号 177) [1971.11.00]
4. テレビと音楽と指揮について 月刊社会党. (通号 176) [1971.10.00]
5. 「映画音楽」この古めかしい商売 月刊社会党. (通号 175) [1971.09.00]
6. 商業音楽と著作権について 月刊社会党. (通号 174) [1971.08.00]
7. ソヴェトにキリスト教を訪ねる(随想) 月刊社会党. (通号 166) [1970.12.00]
8. 小川紳介氏と彼のプロダクション 月刊社会党. (通号 163) [1970.09.00]
9. 作家よおのれの歌をうたえ(今日の文化・状況と分析=音楽) 月刊社会党. (通号 156) [1970.02.00]
眞鍋理一郎の世界 曲目リスト 1.「日本の夜と霧」 2.「青春狂詩曲」 3.「日本解放戦線・三里塚」 4.「狙撃」 5.「沖田総司」 6.「俺たちの荒野」 7.「妻は告白する」 8.「白鳥の歌なんか聞こえない」 9.「飼育」 10.「青春の門・自立篇」 11.「天草四郎時貞」 12.「夏の嵐」 13.「水俣一揆」 14.「暖簾」 15.「うるさい妹たち」 16.「あヽ馬鹿」 17.「愛情」 18.「ゴジラ対メガロ」 19.「太陽の子 てだのふあ」 20.「龍の子太郎」 21.「ゴジラ対ヘドラ」~かえせ!太陽を |
伊福部昭 米寿記念演奏会 完全ライヴ!
4. 伊福部先生の米寿を祝う「四つの舞」より 魂植ゆの舞 作曲・指揮:眞鍋理一郎 演奏:新交響楽団 眞鍋理一郎の2002年の最新オーケストラ作品を 作曲者の指揮で。 新交響楽団の真摯な演奏によるライヴ録音。 師匠の伊福部昭や、同じ伊福部門下の石井眞木、 三木稔、今井重幸らの作品も含む豪華版CD。 |
【訃報】作曲家 眞鍋理一郎
作曲家 眞鍋理一郎氏は1月29日に御逝去されました。
90歳でした。
喪主は長男の平太郎氏。
御葬儀は既に親族のみで済ませ、後日、東宝ミュージック、スリーシェルズ、伊福部昭百年紀等によるお別れの会を行う予定です。
お別れ会は
2015年4月18日原宿にて
お別れ会の詳細はこちら
眞鍋理一郎経歴
東京藝術大学作曲科及び研究科で学び、1953年日本音楽コンクール作曲部門で入賞。
1956年、日活作品「愛情」(堀池清監督)の音楽を作曲したことから映画音楽の世界へ入り、生涯に約200本の映画に音楽をつけた。
代表作には、大島渚作品「太陽の墓場」(ブルーリボン映画音楽賞受賞作)。『スーパージャイアンツ』、『青春残酷物語』、『日本の夜と霧』、『ゴジラ対ヘドラ』、『ゴジラ対メガロ』、『太陽の子』『花と蛇』などがある。
純音楽作品としては、『フリュート協奏曲』(芸術祭参加作)『甘露門交響曲』(1983年 世界仏教音楽コンクールに第二位入賞)、スリーシェルズの委嘱による『XYZ』(吹奏楽)、『追憶』(絃楽オーケストラ)などがある。
日本大学藝術学部他で後進を指導した。
2013年より、伊福部昭生誕百年紀実行委員会の副委員長を務めた。
現在、新曲を作曲中です。
ヴィオラ協奏曲を構想中(2011年)
後に、「追憶」となりました。
演奏会用作品・劇伴問わず作曲依頼も受けておりますので、気軽にご連絡ください。
2009年11月9日
生誕85年記念コンサートは無事終了いたしました。
ありがとうございました。
下記、過去情報
11月13日哘崎考宏ギターリサイタルにて
《ファンタジア》(ギター版)が初演されました。
8月に吹奏楽のための新曲が完成しました(来年録音予定)。
月刊『音楽の世界』(CMD:日本音楽舞踊会議)にエッセイ「私の出会った音楽家たち」を2004年12月より2005年8月まで連載
高崎商科大付属校高校100周年校歌(谷川俊太郎作詞)を作曲しました。
85歳コンサートの内容は
新作の三味線作品初演(三味線:野澤徹也)。
Violaと箏の長安早春賦に新2楽章(2009年9月完成)を追加した三楽章版の初演(箏:藤川いずみ)。
伊奈かっぺい作詩による津軽三つの歌の再演(歌は佐藤光政!)
谷川俊太郎作詩による三つの歌再演(出版は子守唄のみ、全三曲での演奏は久々。歌は飯島香織)
ギターのためのファンタジア(哘崎考宏)
そして、フリュート協奏曲のピアノ版初演(フルート:向井理絵)
〈指揮をする眞鍋理一郎〉