齊藤 一郎 は、2021年の東京オリンピックの開会式・閉会式で、山田耕筰《序曲ニ長調》のCD(齊藤が指揮を担当)が使用され、世界各国に中継され注目を集めました。
古典から現代曲まで幅広いレパートリーを持ち、初演を担当した作曲家は、林光、高橋悠治、野平一郎、権代敦彦、鈴木治行、木下正道、山本和智、佐原詩音ほか、各氏に厚い信頼を受けています。
映画上映 とオーケストラ生演奏による「ジョーズ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「ディズニー・オン・クラシック」など高く評価されました。
CD録音も多く、東京佼成ウインドオーケストラとの共演による課題曲や、ブラバン甲子園シリーズはよく知られています。
これまでにセントラル愛知交響楽団常任指揮者(2009年4月~2014年3月)、京都フィルハーモニー室内合奏団音楽監督(2014年4月~2019年9月)を歴任。
2014年4月よりセントラル愛知交響楽団首席客演指揮者。多彩な活動に対して佐川吉男音楽賞奨励賞(第15回)、名古屋音楽ペンクラブ賞(第9回)ほか賞歴多数。