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CD:「いつか聞いたうた ヴィブラフォンで奏でる日本の叙情 會田瑞樹」

 完成!! 

国際的に注目される會田瑞樹が最高の音楽家、スタッフと作ったCD「いつか聞いたうた 

ヴィブラフォンで奏でる日本の叙情 會田瑞樹」を11月3日に発売!

 

スリーシェルズは、新CD発売を10月19日告知します。国際的に注目される會田瑞樹(あいた・みずき)が最高の音楽家、スタッフと作ったCD「いつか聞いたうた ヴィブラフォンで奏でる日本の叙情 會田瑞樹」を11月3日に発売します。

 

■ヴィブラフォンの豊かな響きで、日本の旋律を奏でたい!

国際的に活躍する音楽家・會田瑞樹(あいたみずき)。新CDを作るに至るきっかけは、日本を代表する作曲家・細川俊夫が會田のために編曲した「sakura」でした。様々なコンサートが中止になり、世界全体が落ち込んでいた4月、満開の桜も虚しく散りゆくなか、細川から會田へ1曲の楽譜が届いたことからです。

ヴィブラフォンの豊かな倍音をまとった日本古謡「さくら」の夢幻的な美しさは、CDの1曲目を飾っています。

この曲をきっかけに、普段は前衛的なサウンドを推進する會田が、原点に立ち返り、日本のメロディーに挑戦しました。

これまで會田とコラボレーションを行ってきた日本の作曲家たちに、日本のメロディーとヴィブラフォンの魅力を新たなアレンジによって引き出す作品をとお願いしました。

 

■會田瑞樹の提案に日本の作曲家とクリエイターが結集!四季をテーマに日本のメロディーをアレンジ

日本のメロディーをヴィブラフォンで奏でる。作曲家たちのセレクションは、滝廉太郎、山田耕筰、わらべうた、民謡、子守唄など、誰もが知る「日本のこころ」と形容できそうな名曲たちです。

四季をテーマに春夏秋冬の4つのパートにわけて収録された2枚のCDには、原曲に忠実なものから、驚きの芸術的なアレンジまで、ヴィブラフォンのサウンドをたっぷり味わうことができます。

アレンジャーは、水野修孝、森ミドリ、国枝春恵、山本純ノ介、木下正道、今堀拓也、佐原詩音、薮田翔一など幅広いメンバーを揃えています。特にDISC2のラストには、権代敦彦による「ふるさと」のアレンジは必聴です。原曲のエッセンスを濃厚に煮詰めた恐ろしいほどに深遠なサウンドが交響する10分を超える大作です。あまりの重厚さにスタッフ、関係者も度肝を抜かれたほどです。編曲と侮るなかれ!

収録には入念な準備を経てAcoustic Reviveのケーブルを使い、高音質の2枚組CDとして完成しました!

特別価格3056円として11月3日より全国のCD店、アマゾン、タワーレコード、HMVほかで発売!

---16ページ全カラーの美しいブックレット。言葉と音楽と記憶が寄り添うCD---

CD序文は、文筆家で詩人の小沼純一による鮮やかな言葉が幻想的な幕開けを暗示する。曲解説は會田瑞樹によるもので、堅苦しいものではなく、楽曲や作曲家について、そして自信の経験・記憶も踏まえたエッセイ風の語り口となっている。各楽曲の歌詞も掲載され、CDを聴きながら思いを巡らし、口ずさむこともできます。


ジャケット装丁画はかわいらしいキャラクター”ヨビボエン”のデザイナー、きむらめぐみの書き下ろしのリバーシブルジャケットです。アートワークは竹田知弘、四季のイメージにあわせて撮影掲載された写真には国際的な評価を受ける作曲家であり写真家としても活躍する薮田翔一。

まさに五感で感じて欲しいCDが完成しました。


【CD詳細】

■ CD番号 3SCD-0058

■品名 CD「いつか聞いたうた ヴィブラフォンで奏でる日本の叙情 會田瑞樹」

■帯

・日本のメロディーを再構築!予想を超えた編曲と魅惑のサウンド

・ヴィブラフォン奏者會田瑞樹が贈る日本のメロディーの花束。

・世代を超えて受け継がれてきた音楽をヴィブラフォンの響きに乗せて豊かに奏でる…

・現代を生きる作曲家が集結しヴィブラフォンのために紡ぎ、楽曲の新たな魅力も再発見。

■バーコード 4560224350580

■定価 3056円(税込)

■ 発売 2020年11月3日(予定)

■ 企画・発売元 スリーシェルズ

■ プロデュース 西耕一

■ 録音・編集 磯部英彬

■ スコアチェッカー 今堀拓也

■ 巻頭文 小沼純一

■ 解説 會田瑞樹

■ 装丁画 きむらめぐみ

■ アートワーク 竹田知弘

■ 写真 薮田翔一

■収録 2020年8月5,6,7日 かなっくホール/2020年9月22日 Tokyo,Kameido

■ケーブル協力:Acoustic Revive

■助成:公益財団法人仙台市市民文化事業団「多様なメディアを活用した文化芸術創造支援事業」/公益社団法人企業メセナ協議会 助成認定事業

 

■収録曲目

Disc 1

1.Sakura/細川俊夫(日本古謡)

2.お菓子と娘/森ミドリ(西條八十作詞・橋本国彦作曲)

3.花/水野修孝(武島羽衣作詞・滝廉太郎作曲)

4.荒城の月/山本菜摘(土井晩翠作詞・滝廉太郎作曲)

5.この道/佐原詩音(北原白秋作詞・山田耕筰作曲)

6.ほたるこい/今堀拓也(わらべ歌)

7.われは海の子/佐原詩音(文部省唱歌)

8.てぃんさぐぬ花/吉原一憲(沖縄県民謡)

9.どどさい節/白藤淳一(岩手県雫石町民謡)

10.はないちもんめ-ひらいたひらいた-あんたがたどこさ/国枝春恵(わらべ歌)

11.長谷観世音火伏の虎舞/大畑眞(宮城県登米市民俗芸能)

ボーナストラック

12.浜辺の歌1943 /會田瑞樹(林古渓作詞・成田為三作曲)

 

Disc 2

1.残芯の汽車ぽっぽ/山本純ノ介改編(本居長世作詞作曲)

2.無名の歌/木下正道(文部省唱歌)

3.琵琶湖就航の歌/會田瑞樹(小口太郎作詞・吉田千秋作曲)

4.赤とんぼ/薮田翔一(三木露風作詞・山田耕筰作曲)

5.紅葉/會田瑞樹(高野辰之作詞・岡野貞一作曲)

6.揺籠の歌~夕焼け小焼け/福嶋頼秀(北原白秋作詞・草川信作曲)

7.五木の子守唄/徳永洋明(熊本県球磨郡五木村民謡)

8.ペチカ/清道洋一(北原白秋作詞・山田耕筰作曲)

9.星めぐりの記憶/羽根玲夢(宮沢賢治作詞作曲)

10.ふるさと/権代敦彦(高野辰之作詞・岡野貞一作曲)

曲名/編曲者(原作)を記しています。

本CDのために新しく生み出された作品を中心に、楽曲の新たな姿とヴィブラフォンの深い可能性を映し出す画期的な作品集となりました。

 

プロフィール

會田瑞樹(パーカッション)Mizuki Aita, percussion

1988年宮城県仙台市出身。宮城県仙台第二高等学校を経て武蔵野音楽大学、および同大学院修士課程修了。佐々木祥、星律子、吉原すみれ、神谷百子、有賀誠門、藤本隆文の各氏に師事。日本現代音楽協会主催第9回現代音楽演奏コンクール「競楽IX」において第2位入賞。2016年NHK-BSプレミアム『クラシック倶楽部』出演。これまでに3枚のアルバム『with…』(朝日新聞推薦盤)『ヴィブラフォンのあるところ』(レコード芸術特選盤)『五線紙上の恋人』(レコード芸術準特選盤)を発表し、いずれも高い評価を得た。

打楽器のための新しいレパートリーの発展を活動の中心に据え、これまでに200作品以上の新作を初演。東京交響楽団、中国国家交響楽団、リトアニア・聖クリストファー室内合奏団との新作協奏曲初演をはじめ、国際交流基金アジアセンター主催事業「Notes」では自作曲初演を含むインドネシア公演を開催するなど海外での活動も積極的に行っている。2019年は自らの声を使った表現にも積極的に取り組んだほか、第10回JFC作曲賞へのノミネートを果たすなど、作曲活動へも力を注ぎ、垣根を超えた活動を展開している。

2020年10月リトアニアにおいて自ら作曲を手掛けた協奏曲《Chant/Sutartinés》が世界初演、全世界に中継され絶賛を博した。今秋4枚目となるソロアルバム「いつか聞いたうた ヴィブラフォンで奏でる日本の叙情」をリリース。