菅原淳、岩見玲奈、大嶋浩美による

伊福部昭、黛敏郎、池野成、打楽器作品集



今年で70歳(古稀)を迎えた巨匠・菅原淳によるティンパニソロでコンチェルト「ティンパナータ」(池野成作曲)。

ザルツブルク国際マリンバコンクール第1位の岩見玲奈がソロを担当する「黛敏郎作曲のシロフォンコンチェルティーノ」、「池野成作曲のエヴォケイション」「伊福部昭作曲のラウダ・コンチェルタータ」などを上演する。

池野作品では、管打楽器アンサンブルによる池野成記念アンサンブルが演奏。黛、伊福部作品は、気鋭のピアニスト大嶋浩美が演奏をする。

 

2017年9月18日(祝日) よみうり大手町ホール

開演14:00(開場13:30)

 

プレトーク13:50~ 出演:和田薫

 

曲目

 

 

黛敏郎 作曲 シロフォン小協奏曲(1965)約12分

 

伊福部昭 作曲 ラウダ・コンチェルタータ(1979)約28分

 演奏:岩見玲奈(マリンバ)、大嶋浩美(ピアノ)

 

池野成 作曲 ティンパナータ(1977)16分

 演奏:菅原淳(ティンパニソロ)、パーカッションギャラリー、池野成記念管楽アンサンブル

 

池野成 作曲 エヴォケイション(1974)20分

 演奏:岩見玲奈(マリンバソロ)、パーカッションギャラリー、池野成記念管楽アンサンブル

 

 

 チケット発売:カンフェティ、または、下記のお申し込みフォームより承っております。

 

出演 

 

和田薫(13時50分~プレトーク)

ソロティンパニ: 菅原淳

マリンバ: 岩見玲奈

ピアノ: 大嶋浩美

打楽器(パーカッションギャラリーほか):岩崎愛子、岩下美香、野本洋介、石井利樹、山本貢大、篠田浩美

フルート: 向井理絵

ホルン: 本田史由記、杉崎瞳、小口遥

チューバ: 伊関愛理

テナートロンボーン: 加藤Billy真弘、増圭介、古川諭、品川隆

バストロンボーン: 小林千暁、小泉邦男

 

菅原淳 Atushi Sugahara(ティンパニ)

大阪生まれ。東京藝術大学卒業。フランス政府給費留学生として、パリ・コンセルバトワールに留学。J・ドレクリューズ、S・グァルダの両氏に師事。74年、ラ・ロッシェル国際打楽器コンクール第1位。グループ「3マリンバ」、アンサンブル「ヴァン・ドリアン」を結成、作曲家に曲を委嘱し、数多くの日本初演をする。

80年、パリで行われた国際打楽器コンクールの審査員を務める。83年、中島健蔵賞受賞。96年、平成7年度文化庁芸術祭優秀賞受賞。99年、第8回朝日現代音楽賞受賞。2000年、カナリア諸島音楽祭において、石井眞木作曲「アフロ・コンチェルト」を、ゲルト・アルブレヒト指揮、読売日本交響楽団と共演。元読売日本交響楽団首席ティンパニ奏者。現在、東京音楽大学教授。

岩見 玲奈 Reina Iwami(マリンバ)

2009年ザルツブルクにて行われた国際マリンバコンクールにて第1位受賞をはじめとし、2008年第25回日本管打楽器コンクール第1位、2007年ベルギー国際マリンバコンクールソロ部門第2位、2010年現代音楽演奏コンクール“競楽XI”第3位・聴衆賞を受賞など国内外の多くのコンクールで優秀な成績を収め、早くから注目を集める。 兵庫県高砂市出身。8歳よりマリンバを、16歳より打楽器を始める。日ノ本学園高校音楽科から東京音楽大学器楽専攻管打楽器(打楽器)に進み卒業後、同大大学院の管打楽器研究領域を特別特待奨学生として修了。2010・2011年度(財)ロームミュージックファンデーション奨学生。リサイタル開催の他、関西フィルハーモニー管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、ソフィアフィルハーモニー管弦楽団、航空自衛隊西部航空音楽隊をはじめとする、さまざまなオーケストラや吹奏楽団とマリンバ協奏曲を共演。これまでに松本真理子、前川典子、菅原淳、有賀誠門、岡田眞理子、村瀬秀美、藤本隆文、久保昌一の各氏に師事。「パーカッション・ギャラリー」メンバー。・CD「ウィズ・ハート・アンド・ヴォイス」土気シビックウインドオーケストラVol.14にソリストとして参加し真島俊夫のマリンバ協奏曲「睡蓮の花」を共演、デビューソロアルバムCD「The WAVE」を、共にCAFUAレコードよりリリース。

 

大嶋浩美 Hiromi Oshima(ピアノ)

日光市出身。3歳より、ピアノとヴァイオリンを始める。栃木県立宇都宮女子高等学校を経て、東京音楽大学卒業。東京音楽大学大学院音楽研究科器楽専攻鍵盤楽器研究領域(ピアノ)修士課程を修了。東誠三、菊地麗子の両氏に師事。大学院修了後、M.サワー(シカゴ交響楽団首席ピアニスト)、L.ラザー(Roosevelt University教授)、両氏のもと、欧米にて研鑽を積む他、国際セミナーのマスタークラスを修了。2010年、ポーランドにて、Polish Silesian Philharmonic Orchestraと共演。国内では、リサイタルを開催する他、08年~10年、日本最大のクラシック音楽祭“LA FOLLE JOURNÉE au JAPON「熱狂の日」音楽祭”に出演。また、世界遺産「日光の社寺」登録15周年記念シンポジウムにて、オープニング演奏を務める。15年3月、日光東照宮四百年式年大祭記念 舘野泉ピアノ・リサイタルに出演。15年8月、同奉祝リサイタル、16年10月、同御鎮座四百年記念ジョイントリサイタルを開催。17年2月、栃木県議会議事堂ホールコンサートにて、栃木県交響楽団と共演する他、多数のコンサートに出演。いずれも満員の観客のもと行い、好評を得る。05年より、東京音楽大学にてヴァイオリンを三戸泰雄氏に師事し、06年~12年、母校、栃木県立宇都宮女子高等学校オーケストラ部講師を務める。また、日光市教育会教育講演会や、小中学校での講演会など、講演活動の折には、ピアノとヴァイオリンの演奏をし、より多くの人に生のクラシック音楽を届ける他、1/16から1/1まで、7サイズのヴァイオリンを展示、体験コーナーを設けるなど、次世代へのクラシック音楽の普及活動にも力を入れている。14年1月、地元・栃木県日光市の観光大使に就任。現在、演奏活動を行う傍ら、講演活動、後進の指導(ピアノ、ヴァイオリン)にもあたっている。

 

 

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