岩見玲奈マリンバリサイタル

REINA IWAMI MARIMBA 2022年11月27日(日)14時開演(終演予定16時)トッパンホール

チケット(全席自由)/一般:4000円、学生2000円

 

岩見玲奈マリンバリサイタル

  

〈演目〉

◇ 一柳 慧 /《 源流 》~独奏マリンバのための~ (1990)

Toshi Ichiyanagi  / The Source for solo Marimba

 

◇ 石井 眞木 /《 飛天生動III 》~マリムバ独奏のための~  (1987)

Maki Ishii / HITEN-SEIDO III for marimba solo op75

 

◇ 薮田 翔一 /ローツェ ~マリンバのための~ ( 2022年 岩見玲奈委嘱作品、世界初演 )

Shouichi Yabuta /  Lhotse -for Marimba- ( Reina Iwami’s Commission Work ) 

 

 

 

◇ 権代 敦彦 / ローズウッド霊歌( 2022年 岩見玲奈委嘱作品、世界初演 )

Atsuhiko Gondai / Spiritual Voice of Rosewood for Marimba ( Reina Iwami’s Commission Work )

 

◇ クリストス ハツィス / ファティリティ ライツ〜マリンバとデジタルオーディオのための〜

 Christos Hatzis / Fertility Rites for Marimba and Digital Audio  (1997)

 

◇ J.S.バッハ / 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番二短調より「シャコンヌ」

J.S. Bach / Violin Partita no. 2 in d minor BWV 1004 “Chaconne”

 

◇ ⻄村 朗 / 《神籬(ひもろぎ)》~マリンバと打楽器~ ( 2022年岩見玲奈委嘱作品、世界初演 )

Akira Nishimura / Himorogi for Marimba and Percussion ( Reina Iwami’s Commission Work )

共演者 柴原 誠 (打楽器 ) 

 

岩見玲奈のメッセージ

 

人は生きている限り、喜びなどのポジティブな感情に加え、悲しみや苦しみといったネガティブな部分も存在します。時には対立をはらむこともありますが、様々な考えがあるからこそ、より良いものを求めたり、芸術の多様な広がりが生まれるようにも思います。すべては生命のエネルギーがあってこそ沸き起こる感情ではないでしょうか。

私の生きてきた世界はたくさんの物に溢れ、何不自由のない便利な世の中。しかし、今だからこそ原点を見つめ、まさに “生きる” を考える良い機会だと思い、この度このリサイタルのテーマとしました。その大枠のテーマから具体的に 3つの “セイ” 「生」「静」「勢」 の漢字を取り上げ、マリンバを通した“生きる”を表現したいと思います。

 

 

主催:RE企画 マネジメント:スリーシェルズ

協賛:パール楽器製造会社

後援:(特非)日本現代音楽協会、日本作曲家協議会

 

 ◆チケットのお申し込み

トッパンホールチケットセンター

03-5840-2222(土日祝休)

●イープラス【岩見玲奈 検索】

◆お問合せ スリーシェルズ 

 

岩見 玲奈 プロフィール

 2009年ザルツブルクにて行われた国際マリンバコンクールにて第1位受賞をはじめとし、2008年第25回日本管打楽器コンクール第1位、2007年ベルギー国際マリンバコンクールソロ部門第2位、2010年現代音楽演奏コンクール“競楽XI”第3位・聴衆賞を受賞など国内外の多くのコンクールで優秀な成績を収め、早くから注目を集める。

  兵庫県高砂市出身。8歳よりマリンバを、16歳より打楽器を始める。

日ノ本学園高等学校音楽科から東京音楽大学器楽専攻管打楽器(打楽器)に進み卒業後、同大大学院の管打楽器研究領域を特別特待奨学生として修了。2010・2011年度(財)ロームミュージックファンデーション奨学生。これまでにソリストとして関西フィルハーモニー管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、ソフィアフィルハーモニー管弦楽団、航空自衛隊西部航空音楽隊をはじめとする、さまざまなオーケストラや吹奏楽団とマリンバ協奏曲を共演。現在、ソロコンサートやディナーショー開催のほか、子供のためのコンサート、和楽器との共演や新作発表など精力的に活動している。ピアノと打楽器のために自身のアレンジによるオーケストラの作品も発表している。「オーケストラ・トリプティーク」ティンパニ・打楽器奏者。

☆CD「ウィズ・ハート・アンド・ヴォイス」土気シビックウインドオーケストラVol.14にソリストとして参加し真島俊夫のマリンバ協奏曲「睡蓮の花」を収録。☆2010年デビューソロアルバムCD「The WAVE」を、CAFUAレコードよりリリース。☆2017年4月発売CDレアトラクッス真島俊夫アンソロジーにおいてマリンバとバンドの為の協奏曲「睡蓮の花」を収録。☆2017年9月、岩見玲奈が伊福部昭、池野成、黛敏郎の3作品をソリストとしてつとめるコンチェルト集CDがスリーシェルズよりリリースされる。

兵庫県立芸術文化センターのワンコイン・コンサート2018年間No.1アーティストに選ばれ2020年3月18日にアンコールリサイタルに出演。

2020年4月CD「岩見玲奈マリンバコンサート〜セレナータ・マリンバーナ」がリリースされる。

これまでに、広谷陽子、前川典子、松本真理子、菅原淳、有賀誠門、岡田真理子、村瀬秀美、藤本隆文、久保昌一の各氏に師事。

 

柴原 誠

長崎県出身。東京音楽大学器楽専攻(打楽器)卒業。第22回日本管打楽器コンクール打楽器部門第1位。日本フィルハーモニー交響楽団とジョリヴェ作曲、打楽器協奏曲を共演。これまでに、菅原淳、岡田眞理子、藤本隆文、久保昌一、関修一郎の各氏に師事。現在、新日本フィルハーモニー交響楽団 打楽器奏者。東京音楽大学 非常勤講師。